新卒の就職活動や転職活動で、志望する企業から内定(内々定)がもらえるとうれしいですよね。
その後は、その企業に入社することを決めて内定承諾書などにサインして企業宛に郵送したけれど…
「そういえば内定承諾書を送ってから、もう何ヶ月も企業から連絡が来ていない…」
なんてこともあると思います。
内定承諾後に企業から連絡が何もないと、
「もしかしたら、私は忘れられているのかな?」
「本当に入社できるのかな?」
といった不安で心配になりますよね。
そんな時はどうしたらいいのか?説明していきます。
内定承諾後に企業から連絡がない理由
内定を承諾したものの、その後何週間も何ヵ月も、「内定先の企業から全く連絡なし」ということもあります。
連絡がなく、ほったらかしにされると不安にもなりますよね。
結論から言うと、企業側も何か連絡事項がなければ連絡はしません。
企業の採用担当者もほかの仕事で忙しいので、内定者に「最近どうしてますか?」とか、近況などは聞かないと思います。
そういう企業もあるかもしれませんが、だいたい電話やメールやSNSで連絡が来るのは、何か用事があるときです。
連絡のやり取りなどしない企業もある
内定後は内定者の懇親会や入社前の研修などがあるため、企業の採用担当者と内定者の間で連絡をよく取り合う企業もあります。
しかし、その反対に内定者に何も連絡をしない企業もあります。
この辺は企業によって対応は様々です。
新卒の就職活動の場合は、春や夏ごろに「内々定」というかたちで採用を伝えられて、内定承諾書の提出は10月以降という企業もあります。
「口約束で内定を伝えられただけで、書面がないと不安になる」という方もいると思いますが、そこは信じて待ちましょう。
また内定承諾書を企業に提出した後も、内定者の心得や年賀状などが企業から送られてくるぐらいで、入社前まで連絡なしという企業もあるでしょう。
あまり心配しないで連絡が来るまで気長に待てればいいのですが…
それでも連絡がないことが気になりだすと、徐々に不安も増しますよね。
企業への問い合わせの仕方
企業から内定の返事をもらったり、内定承諾書を出したのに全く連絡がないと、入社できるのかどうか心配になって精神的に辛くなりますよね。
あまりに心配なときは内定先の企業へ連絡してみましょう。
以前に御社から内定のご連絡をいただきました〇〇と申します。これまで連絡がなく、本当に内定になったのか不安になりましたので確認のために電話してみました!
と、企業の採用担当者に正直に打ち明けてもいいと思います。
でも、ほかに理由をつけて連絡することはできます。
その連絡の仕方を紹介します。
新卒の就職活動の場合
ここでは新卒の就職活動の時の、企業への問い合わせの電話の仕方やメールの例文を紹介します。
電話で問い合わせる時の例
内定後の、電話での問い合わせ方です。
まず企業に電話を掛けます。
そして社員が「はい、○○(会社名)です」と電話に出たら、
と言いましょう。
「採用担当ですね、少々お待ちください」と言って電話をかわってくれます。
そして採用担当者が電話に出たら、
と電話をして確認してみてもいいですね。
その後は、採用担当者からいろいろと説明があると思います。
最後は、
と言って電話を切りましょう。
メールで問い合わせる時の例文
メールの場合は、
件名:入社までの予定について
本文:
〇〇株式会社
採用担当〇〇様
お世話になっております。
貴社から内定の返事をいただきました〇〇大学の〇〇と申します。
学校の授業との兼ね合いもありまして、今後の入社までのスケジュールなど決まっているようでしたら、ご連絡いただけないでしょうか。
お忙しい中、大変お手数ではございますが、よろしくお願いいたします。
————————————-
〇〇〇〇(〇〇〇〇)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年
携帯電話:〇〇-〇〇-〇〇
e-mail:〇〇〇〇
————————————-
上の例文の〇の部分を消して書き換えてください。
〇〇〇〇(〇〇〇〇)には自分の名前とふりがなをいれてください。
基本的に内定承諾書などを郵送しても「受け取りました」などの返事を出さない企業が多いと思います。
何か問題があれば本人に連絡が来ると思いますが、何も連絡がない場合は内定承諾書を受け取ったということです。
入社前の3月ごろまで連絡なしの企業もあるようなので、連絡がなくてもそれまで待ってみてもいいと思います。
転職活動の場合
ここでは転職活動の時の、企業への問い合わせの電話の仕方やメールの例文を紹介します。
電話で問い合わせる時の例
内定後の、電話での問い合わせ方です。
まず企業に電話を掛けます。
そして社員が「はい、○○(会社名)です」と電話に出たら、
と言いましょう。
「採用担当ですね、少々お待ちください」と言って電話をかわってくれます。
そして採用担当者が電話に出たら、
と電話をして確認してみてもいいですね。
その後は、採用担当者からいろいろと説明があると思います。
最後は、
と言って電話を切りましょう。
メールで問い合わせる時の例文
メールの場合は、
件名:入社日の予定について
本文:
○○株式会社
採用担当〇〇様
お世話になっております。
貴社から内定の返事をいただきました○○と申します。
入社日は○月○日と伺いましたが、当日は何時にどこへ出向くのか、また必要な持ち物はありますでしょうか。
ご連絡をお待ちしております。
お忙しい中、大変お手数ではございますが、よろしくお願いいたします。
————————————-
〇〇〇〇(〇〇〇〇)
携帯電話:〇〇-〇〇-〇〇
e-mail:〇〇〇〇
————————————-
上の例文の〇の部分を消して書き換えてください。
〇〇〇〇(〇〇〇〇)には自分の名前とふりがなをいれてください。
しっかりした企業なら丁寧に対応してくれると思います。
特に転職活動の時は転職先の入社日をしっかり決めておかないと、現職をいつやめていいかわからなくなります。
入社日や当日の出勤時間や場所、持ち物などはしっかりと確認しておきましょう。
期日まで連絡を待ってみる
ただ企業側から「〇日までに連絡をします」と指定されているときは、その期日まで連絡を待ってみましょう。
企業の採用担当者もほかの業務が忙しいため、催促しても対応できない場合もあります。
指定された期日を過ぎても何も連絡がないときは、
〇日までにご連絡をいただけるとのことでしたが、連絡が来ませんでしたので、お電話しました。
と、自分から連絡をして聞いてみましょう。
採用担当者が他の仕事を抱えていて忙しい時期であれば連絡が遅れてしまうこともあります。
内定が決まった後はあまり心配せずに企業からの連絡を待ってみましょう。
でも全く音沙汰がなくて不安に駆られるときは、様子見で企業に確認してみましょう。
以上になりますが、企業から連絡がないときの参考にしてください。
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